江南の歴史編 その一

江南の歴史を先土器時代から現代まで、時代毎に主な史跡・
文化財をご紹介いたします。江南市歴史民俗資料館の資料に
基づいて編集しました。 (写真は現在のものです)
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先土器時代
紀元前1万年前 伊勢湾頭の洪積平野。漁撈・狩猟生活・・・・・・・
縄文時代
紀元前7500頃
  〃 5000頃
  〃 3000頃

  〃 2000頃
  〃  300頃
ナイフ型石器出土。(犬山・入鹿池遺跡)
押型文土器出土。(大口・北替地遺跡)
石斧、土器片出土。
狩猟民が五条川上流へ進出。(江森・河原山遺跡)(高屋・角畑遺跡)
原始的農耕。(和田勝佐・高海戸遺跡〜石斧)
ムラの生活。(一宮・馬見塚遺跡)

弥生時代
紀元前 200頃
  〃  100頃
紀元後   0頃
  
  〃  100頃



  〃  167頃
呪術の時代(占師)、食物の欠乏、住居の移動、青銅器の使用
米作り、金属器、織物など弥生文化伝来
魏志倭人伝[倭人は帯方の東南大海の中にあり、山島によりて国色 
を為す。旧百余国。漢の時朝見するものあり]
自然堤防洲、後背湿地形成。
磨製石鏃(狩猟用)出土。(尾崎・桐野遺跡)
打製石斧(採取用)出土。(高屋・角畑遺跡)(静岡・登呂遺跡)
                (清洲・朝日遺跡)
卑弥呼の時代 伊勢の櫛田川流域より尾張へ文化が伝来。
後漢書倭伝[垣霊の間、倭国大いに乱れ、更々相攻伐、暦年主無し]
古墳時代
紀元後 300頃 尾張氏勢力を拡大。古墳 尾張平野に数多く造営。
  曽本: 二子山古墳  馬具
  小折: 富士塚古墳  須恵器
  宮後: 南大塚古墳  鏡
  前野: 大塚古墳    須恵器
  犬山: 東之宮古墳  鏡、玉、剣

曽本: 二子山古墳 小折: 富士塚古墳